これから(2002年)始まる長期不況下においては、ただ単に世界の経済・景気が悪化するに止まらず、大震災・政変・戦乱等等が長い期間を通して続発する

この時期の好況も将来への先行き需要の見通しが、戦中から戦後へと引き続き希望的に膨らんだため、互いに競争心を募らせて過剰投資をきゅうぞうさせ、実感の伴わない浮華(バブル)景気を創出させた。だが、このような空前の大好況も、大戦が終わった半年後の大正8年春から交代に転じるや、泡沫のごとく急速に消滅した。企業は厳しい経営悪化に晒されたが、さらに4年後、それに追い討ちをかけるように、大正12年9月には関東大震災が発生し、被災地の惨状は東京を中心に関東一円に広がった。

先の対戦景気の崩落で深傷を負って間もない多くの銀行や企業は、再度の重圧に耐えかね”つるべ落としで悪化”し、連鎖倒産の嵐を全国に波及させた。その結果、国家財政はもとより、社会全般にわたって多大な経済的困難をもたらした。

我が日本の先人たちは、この国家的な経済困難の解決を求めて苦悶したあげく、血路を開かんとして満州事変、日中事変、第二次世界へと無理に無理を重ね、泥沼深くのめり込んで狂奔したのであった。また敗戦後も占領軍の統治下において窮乏生活をはじめ、諸問題の解決を阻む大きな悪因として引きずり続けたのである。

私が一生をかけて唱え続けて来たマシレ予測哲学においては、「一見して人為的と思える戦争・経済不況・大災害と、他方誰でもが転載と考えている地震・台風・津波などの発生時期は、マシレグラフの波動で見れば、同じ”波形繰り返し”にある下降悪化期に連動して発生しておる。」すなわち一旦好転して上昇期に入れば、経済成長力は強靭さを表面化し、戦争も連戦連勝してへいわな反映機を招来させる。逆に”噴火口上で乱舞”するに似た不可景気も、いったん下降に転じて悪化すると企業倒産に続いて地震・財政・戦乱などが跡追い的に続発している。

要するに地球上の出来事は、人為的と考えてい隆盛歓喜や衰亡悲哀などの出来事も、初戦は大宇宙の中に包括された同一現象である。このような事例は、古今東西の歴史年表を調べれば数多く実証されるところであり、自分の過去を回顧してみても理解していただけると思う。このマシレ予測の変遷法則に従えば、これから始まる長期不況下においては、ただ単に世界の経済・景気が悪化するに止まらず、大震災・政変・戦乱等等が長い期間を通して続発することを意味し、極めて厳しい乱世の時代を迎えることが予測される。

【考証;本を出版した翌年6月3日に長崎の普賢岳大噴火。13年後の1995年1月15日に阪神大震災が発生した】

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